通勤時間が50分あるので、ちょくちょくi-tuneで講演を聴くことがある。なかでもお気に入りは茂木健一郎さんの講義。ちょうど50分ぐらいで本1冊読んだぐらいの発見がある。昨日は、昨年の茂木さんの「ロハスと多様性」という講演を聴いて、かなり納得した。
まずロハスとは何か?wikipediaには、Lifestyles Of Health And Sustainability 「健康と持続可能性のライフスタイル」とある。具体的には、自然食品を食す。エコバックを持つ。ヨガをする。ハイブリッドカーにのる。言い換えるならば、「都市生活を不便なく過ごしながら、環境や健康について考え行動すること」ではないでしょうか?いずれにしても、ロハスがあやしい単語に聞こえるのは、それが偽善や自己満足に見えてしまうからなのです。また過度な義務感より他人に強要する人がいるからです。
そのどこかいや〜な感じを払拭してくれた茂木さんの説明は、「ロハスというのは多様性を好むことである」というもの。人間の経済成長の中での不健康や環境破壊というのは、全て効率化や一極集中から生まれたものである。農薬散布=作物成長の効率を考え、生態系を根絶やしにする。それに対しジャングル=無数の多様性。これは、私なり受け取ると、いくらエコについて考えていても、それがメディアや流行に流されているものでは意味がなく、自分なりに、自分のできることで、さらに自分がより豊かになれる方法で環境と健康について考えないと全然ロハスじゃないよ!ってこと。
ある女性アーティストが、私のブームはマイ箸です!って言うと、いつしかそのアーティストのライブには必ずマイ箸を持って行くという習慣が生まれたそうです。そのニュースに嫌悪感を感じたのは、偽善だと思ったからなのでなく、多様性にかけ皆が右へならえだったからなんですね。(むしろ、アーティストを通じて聴衆が一体感を感じる快感はロハスとは別の次元であると思いますが、それをいかにもこのライブはエコだ!という伝え方をするメディアに問題があるのかな?)
「ロハスとナウシカ」
実は最近、職場の仲間と「風の谷のナウシカ」の話をしていて、だいぶ前にそろえたコミック全7巻を読み返してみました。読んだあと、結局ナウシカは何をしたかったんやろ?宮崎さんは何をいいたかったんやろ?ちょっともやっとしてました。がちょうどこの茂木さんの講演を聴いて、「そうか!」とたしかに「生きる」というテーマもあるが、もっと単純に「もっと多様性を楽しもうじゃないか?」というメッセージだったのではないか?と改めて思うのでした。
ロハスについて考えてみた
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